初冬のイチゴ出荷を目指して、苗をいくつかの方法で育てています。技術的な課題は、花芽分化を確実に、早く、させることです。イチゴのクラウン部分にある成長点で葉やランナーではなく花芽をつけさせて、早く花を咲かせるわけで、出荷を早めて売り上げ増加をしたいわけです。

普通は、イチゴのランナーから取った子苗をポットにピンで固定して発根させた苗を9月まで育てた後、花芽分化後に本圃に定植します。ランナーの直径が8ミリ程度は必要だと言います。

主力品種のよつぼしは種子からの育成ができるので、こちらもクラウンの直径を8ミリ目標で育ててから定植します。葉の展開は活発ですが、まだまだひ弱い見た目です。ランナー経由の病気の汚染がないので安心です。

イチゴは普通、毎年収穫後にすべての株を取り去って新たに苗を植えてイチから育てます。収穫後の株の葉、茎を整理して2年目の栽培を試します。据置栽培という名前がついており、収量も見劣りしないというデータがあるようです。

よつぼしの種子から育てた苗を本圃に直接定植する、最も省力的な栽培は昨年も試しました。ちなみに本圃とは、収穫をする畑のことです。育苗専用の畑から本圃に定植するのが王道で、育苗圃を省略する手抜き道です。花芽分化の促進という大目標から外れていますので、開花と収穫は遅れるのは避けられません。今年は72穴トレーで大きめのセル苗を作ったので10月開花ができないかと、期待してます。
