地元の旬の食材

津久井の本田農場にて

津久井(相模原市緑区)の本田恒男さんの牛肉を再びお届けしようと検討をすすめています。先日牛舎を訪問すると、穏やかに牛たちが暮らしていました。奥さんの良子さんがやさしく声をかけながら稲わら、牧草(乾草)、穀物の順に与えていきます。牛の大半は酪農家むけに出荷され、肥育のために飼われているのは1頭だけだそうです。肉牛の肥育を少数で行っても、ごく少ない収入にしかならないとか。この日は春の好天で、周囲の畑・林も花が咲いて牛たちも大人しいと感じたのは、ひごろの優しい扱いがもたらしたもののようです。牛肉のカットを頼む相模原の佐藤さんによると、飼い方の荒い牛舎では牛もストレスを感じて人を蹴ったり落ち着かなかったり。アニマルウェルフェア(動物福祉)と言われますが、優しく飼うことが結果的には良い経営につながります。

IMG_2873