愛川町自然・有機農業者の会（愛農の会）の原田さん、２７歳。 奈良県出身で、先輩の生産者のもとで修業ののち独立。有機栽培での農業経営をめざしている。
愛川町を選んだのは、その土壌が「黒ぼく」で味の良い野菜づくりができると考えたのだそうです。ポマトに興味があって、農学部に入って勉強。でも、それはおいしくない、何か中途半端。それにどうも、自然に反しているような。仕事は、人と自然がちょうどよく結びついて、なりわいとしても成り立つと思う、有機農業かな、と様々修業をしてきました。
当面は、一人で有機栽培をして生きていけるぞ、ということを実践でしめしていきたい、機械とか、品種とかを選んで、「農家」でなくても、パートの方に手伝ってもらうとかして。
きれいに発芽して、順調なニンジン畑
今年の夏、自分の畑で初めて播種したニンジン。播種後の雨がほんとにうれしかった。順調に発芽、揃って生育しはじめました。１１月ごろ、葉つきで出荷をめざします。